大学生の一人暮らしにはどれくらいの費用がかかる?実家暮らしと比較

大学進学を機に一人暮らしをはじめると、どのくらいの費用が必要でしょう。実家暮らしのケースと比較しながら、かかるお金の概算と差を見ていきます。家賃目安や仕送りなど、家族で話し合って決めるべき問題もたくさんあります。快適なキャンパスライフをはじめるべく、一通り目を通しておきましょう。

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大学生の1カ月にかかる生活費用は?

食事や交通費など基本的な生活を送るための費用、教科書などの購入費用を合わせると11万円程度です。実家暮らしの場合には6万円弱で済むので一人暮らしの大変さが分かります。ただ、これは全国平均の水準で、物価が高めの首都圏に住む学生はより出費が多くなります。親からの仕送りの他、アルバイト収入や奨学金活用で生計をたてます。

1.家賃

11万円のうち、家賃が占める割合が半分を超えます。5万円~6万円が家賃相場とされていて、出費の多くを居住費用として使っています。都内のワンルームに住むとなると6万円を超えるケースが多々あり、学生生活の費用負担を重くする要因です。ここに電気やガスなどライフラインを維持するための費用がかかり、住まいを維持するために6万円~7万円かかる計算となります。

2.大学生の仕送り額の平均は?

仕送りとして受け取る金額は、7万円程度が平均です。仕送りだけで生活するのは大変なので、アルバイトをして補填します。何らかの奨学金を受けて生活を維持する学生も目立ち、公的な借り入れによって生計をたてています。憧れのキャンパスライフを送るには一定の費用が必要で、生活基盤を作るための自助努力が求められると考えてください。

3.大学生で一人暮らしをしている人の割合は?

一人暮らしをしている人の割合は、大学の種類で変わってきます。私立だと4割程度にとどまり、半数以上の人が自宅から通っています。公立大学だと6割程度が一人暮らしをしていて、国立だと7割程度にあがります。自宅通い率は年々微増傾向にあり、一人暮らしをはじめることによる費用負担を懸念する背景が読み取れます。

4.一人暮らししておかないと後悔?

金銭的な負担がネックにならないようなら、一人暮らしのメリットはたくさんあります。まずは、自由に使える時間が増えることです。キャンパス近くのマンションやアパートを借りると通学時間を短縮できて、ゆとりがでます。学習や友人と過ごす時間が増えるため、好きなことに好きなだけ熱中できる生活となるでしょう。家族の目を気にせず友人を自宅に招くことができるので、飲み会やお泊まり会が自由にできます。より気ままで楽しいキャンパスライフを望むなら、一人暮らしを検討しましょう。

5.初めての一人暮らしが不安

初めての一人暮らしが不安なら、学生寮を検討する手もあります。キャンパス附属の施設なら近くに人がいるので安心です。栄養バランスがとれた食事を提供してくれる施設もあり、自炊が苦手な男子学生でも健康的な生活を維持できます。反面で、門限や友人の宿泊制限など細かなルールが課されます。マンションやアパートを借りるほど自由な生活は望めず、自分一人の時間が増えるとは言いがたい難面があります。

大学時代は社会人の準備期間とも言える貴重なものであり、自分一人で生きていく大変さと楽しさを実感するチャンスと言えます。オートロックなどセキュリティに配慮したマンションなら防犯上は安心です。慣れない家事もこなしていくごとに苦にならなくなり、一人暮らしのメリットを大きく感じることがあるはずです。実際に一人暮らしをスタートしてみると、あらゆる不安が解消されて、気持ちが楽になることもあります。まずはチャレンジ、という気持ちを大切に、新生活をスタートしましょう。

6.大学生が一人暮らしする上でのポイント

家族の目がないことをいいことに時間にルーズになってしまうと生活リズムが乱れます。決まった時間に寝て起きる生活リズムを大切に、規則正しい暮らしを意識しましょう。せっかく入った大学に行かず、好きなことだけをして時間を過ごしていると、多くの学びのチャンスを逃します。進級に必要な単位がとれなくなって留年する事態は避けたいもので、大学を目指した動機を忘れず行動しましょう。

金銭的な余裕がないようなら、無理がない範囲でアルバイトを検討しましょう。休日や大学の講義の合間をぬって働くと、ある程度の貯蓄ができて、安定した生活ができます。どんなにお金がないとは言っても食費を切り詰めてしまうと体調を崩しやすいので、栄養バランスを考えて自炊します。ご飯をまとめて炊いて冷凍する、すぐに食べられる野菜のおかずを作っておくなど工夫すると、節約しながらも健康的な食事となります。

健康面にしても生活リズムにしても、自分で責任をとるのが一人暮らしのあり方です。体調管理を強く意識し、節度ある生活を目指してください。一人暮らしするには一定の費用が必要であり、勉強と家事を両立させるストレスがあります。

大変さの反面で得られるものもたくさんあるので、どんな生活が良いのか考えたうえで決めましょう。大学時代の暮らし方で社会人になった後の生活が大きく変わり、どんなふうに生きていくか基盤ができます。ご両親ともよく相談しながら、自立した大人としての一歩を踏み出しましょう。