騒音トラブルを防ぐ! アパートやマンション選びのポイント

Angry businesswoman listening to a megaphone in the office

お部屋を選ぶ際に、忘れてはならない騒音問題。
もし失敗してしまうと、健康を害するだけでなく、深刻なご近所トラブルにまで発展してしまうこともありますよね。

被害にあってからでは、避けることが難しいのが騒音トラブル。今回は事前に避けることができるお部屋選びのポイントをご紹介します。

線路や道路、避けるべき立地は?

pixta_22326872_s

騒音と聞いて、多くの方が真っ先に思い浮かべるであろう、車や電車。
アパートを選ぶにあたって、大きな道路の真横や、すぐそばに電車が見えるような物件は避けたほうが無難です。
トラックが往来するような大きな道路は、騒音に加えて振動の被害が出るところも。とくに幹線道路は時間帯を問わず自動車が行き来するので、静かな時間帯はほとんどありません。

また、3階以上の高い場所にある部屋を探している場合には少し注意が必要です。
線路や道路から距離があるからと安心していると、音を遮ってくれる住宅や建物が無いために、逆に音が大きく聞こえる!……というようなケースもあります。

駅に近い物件にも注意。利便性の代償として、朝晩はたくさんの人が集まるのでどうしてもうるさくなることを覚悟しておいた方がいいでしょう。ほかにも大学や幼稚園が近くにあると、日中は周辺が賑やかになると予想できます。

こういった周辺の騒音はその多くが窓から入ってくるので、あわせて窓の構造もチェックしておくといいでしょう。ガラスが厚かったり、二重窓になっていたりすれば、外の騒音はほとんどカットできます。部屋を決める際には、線路や道路から離れた部屋だったとしても、時間帯を変えて実際に音を聞きに行ってみるようにしたいところです。

子どもはカワイイけれど……。アパート暮らしに騒音はつきもの

pixta_31447155_s

どんなに言い聞かせても、子どもというものは元気いっぱいにはしゃぎまわるもの。
近所に小さなお子さんを持つ家族が住んでいた場合、騒音は避けられません。

そこで、あらかじめどんな人が住んでいるのかだいたいの見当をつける方法があります。それは、「洗濯物」です。昼間に物件を見に行けば、高確率でベランダに洗濯物が干してあります。洗濯物の種類や服のサイズから、家族の大体の構成がわかります。
にぎやかそうなご家族が住んでいる場合には、大きな音が苦手な人は下の階に住むのは避けたほうが無難かもしれません。

隣人は学生?社会人?生活リズムに気をつけよう

pixta_16545485_s

学生と社会人では、生活リズムが大きく異なります。学生時代、朝から晩まで友だちと騒いだ経験のある人も多いですよね。

物件探しの際には、大学や専門学校などが近くに無いかどうか調べてみましょう。
特に駅から距離が離れた大学がある場合、周囲の物件はどうしても学生だらけになってしまいます。学生には学生の、社会人には社会人の暮らしがあります。お互い気持ちよく暮らせるようにできるといいですね。

昼の時間帯は学生はもちろん、多くの住人が出払っているので静かなのは当たり前。寝ている時間帯に内見することは難しいですが、夜を静かに過ごしたいなら日中だけではなく、なるべく遅めの時間帯にも内見を入れて防音性を確認することをおすすめします。

間取り確認は、自分の部屋だけじゃダメ!

fotolia_29376598_s

部屋を探す時、間取りを見ないで決めるひとはいませんよね。でも、ちょっと待って!もしかして、自分の部屋の間取りだけ見て決めていませんか?自分の部屋と隣室の位置関係によっては、生活音が抑えられる場合があるのです。

注目すべきポイントは、収納スペース。隣室との間に収納スペースが挟まっているような間取りであれば、生活音が直接漏れ聞こえるのを防止できます。また、複数のお部屋がある物件の場合、寝室にする予定の部屋が隣室と離れているとなお可です。

ちょうど良い間取りが見当たらない場合でも自分でできる工夫が「家具の配置を変える」こと。たとえば生活空間が隣接している壁に本棚を置けば、それだけで効果的でしょう。一方ベッドは生活空間と隣接していない部分に置くことで、隣人の生活音のせいで安眠を阻害されることは少なくなるでしょう。

 部屋はキレイなのに……。アパートの意外な落とし穴

pixta_29412555_s

部屋の写真はキレイだったのに、実際の物件を見に行くとエントランスがゴミだらけでビックリ……。
こういった物件には要注意。管理が行き届いていなかったり、モラルが低い人が住んでいる可能性大。特に掲示板に「夜間に騒がないこと!」といったような張り紙などがされている場合は要注意です。

注目すべきはエントランスやゴミ捨て場、駐輪場、郵便受けがキレイになっているかどうか。

「だらしなさ」は生活水準に直結します。ゴミ捨て場と駐輪場、郵便受けがキレイになっているということは、住人たちにきちんとしている人が多いか、管理会社がしっかり機能しているかのどちらかです。そうしたアパートやマンションなら住人同士のトラブルが起こる可能性は低いことが予想できますし、たとえトラブルが起こったとしても管理会社がきちんと対応してくれるはずです。ゴミが散乱している物件や壊れた設備がそのまま放置されている物件などは避けた方が無難です。

 相場より安すぎるアパートはNG!騒音のリスクが高いことも

pak93_taikusuwariatama20140322600-thumb-900x600-4367

どんなものでも、安いものには理由があります。
建物も例外ではありません。
地盤が弱かったり、構造がもろかったり、壁が薄かったりなんてことも……。
安さにつられて飛びつくと、かえってお金を失う結果になりかねません。物件探しのとき、破格に安い物件はその理由を確認することも忘れないで。
お部屋探しはくれぐれも慎重に。

それでも、騒音に悩まされるときは

7b38698eb33fc47a530b0c462dd7a645_t

これだけ気をつけたのにも関わらず騒音被害にあってしまったら、どうすればいいのでしょうか。

騒音主を相手に訴訟を起こす強硬手段も考えられますが、多くの場合は騒音被害を立証することが難しく、費用面においても手間、訴訟費用、弁護士費用などを考えるとたとえ裁判に勝ったとしても結果としてペイしません。

結局、最終的な手段は「引越し」です。

多くの場合「引っ越すのは悔しい」「負けた気がする」といった感情的な部分で抵抗が大きいもの。確かにトラブルが原因で引越し代を自前で払って引っ越すのは面白くありませんが簡単に引越しができ得る、ということが賃貸住宅での大きなメリットでもあります。お金はかかるけれども静かな環境へ引っ越すことが現実的かつ最善の解決策……と、言えるでしょう。

もちろん、そう簡単に引っ越せないというのも実情でしょう。しかし、騒音の原因がなんであれ、自分以外のものを変化させることは困難です。電車に文句を言うわけにもいかないし、隣人にテレビの音量について注意をするのも、トラブルになってしまいそうで怖い……。大家さんや管理会社も非常識な隣人にルールは強制できてもマナーは強制できません。自分の健康は自分で守るしかないのです。

 

いかがでしたでしょうか?

初めてアパートを探そうと思っているかた、引っ越しを考えていらっしゃるかた、あるいは、いま現在騒音の被害にあってらっしゃるかた……。ぜひこの記事を参考にして、快適な生活を手に入れてくださいね。