お部屋探しの基本 敷金・礼金・仲介手数料・保証料って何?

お部屋探しの条件はどんなものがありますか? 住みたい場所や好みの間取り、駅から近いこと、ペットOKなど、さまざまな条件がありますよね。でも、やはり毎月支払う家賃が1番の条件という人も多いはず。しかし、賃貸物件には家賃以外にもさまざまな費用があり、家賃だけでなくお部屋探しにかかる「お金」全体を知る方が物件を選びやすいこともあります。そこで、どんな「お金」がかかるのか詳しく見てみましょう。

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家賃以外のお金(1) 敷金・礼金

よく耳にする「敷金」「礼金」。紹介されている物件の中に「敷・礼0」といった掲示を見かけることもありますよね。「敷金」とは、借りたお部屋の修繕に充てられたり、家賃を滞納したときに備えて大家さんが預かるお金です。敷金は修繕で使用した残金を返してもらえることもあれば、最初から修繕箇所が明確になっているため返金額等が決められていることもあります。契約前に敷金とその残金などを確認するといいですよ。金額は家賃1〜2ヶ月分が多いようです。「礼金」とは、大家さんに払う謝礼金です。退出時の返金はありません。住宅の供給が不足していた戦後に、借主が家主にお礼として品物やお金を渡していた風習が始まりだそうです。大家さんは、このお金を部屋が決まるまでの広告費などに使用することもあるようです。金額は敷金と同じく、家賃1〜2ヶ月分が多く、最近は礼金が0円などの物件も増加中です。

家賃以外のお金(2) 共益費/管理費

これらの金額は毎月支払うことが多く、物件によって違い、家賃に含まれている場合もあります。「共益費」はマンションやアパートの共用部分を維持したり、管理したりするのに使用するお金で、大家さんや管理会社など、管理する人や会社に支払います。例えば、エレベーターや廊下などの電球が切れてしまった場合、個人が電球を買って取り替えるのではなく、物件を管理する人や会社がそれを行います。その理由は、これらの電球は住む人みんなにとって必要なものだからです。共益費はマンションやアパートの共用部分にかかる費用ですが、「管理費」は物件の維持管理にかかる費用。管理費の方が使用される箇所が広範囲に渡ります。管理人を置いて維持管理をするような中規模から大型のマンション物件に多く見られる言葉で、支払い先は管理会社です。

家賃以外のお金(3) 仲介手数料/保証料

賃貸するときには、この2点も確認しましょう。これらは大家さんにではなく、仲介会社や保証会社に支払うお金です。不動産用語の「仲介」とは、他人の不動産の売買や賃貸などの契約の成立のために尽力すること。その手数料が「仲介手数料」になります。不動産会社に支払うお金で、金額は家賃1ヶ月分プラス消費税が多いようです。家を借りるときには万が一家賃を払えなくなった場合に備えて、親族などの保証人が必要になります。しかし、例えば身内がいない方や海外の方などは保証人が立てにくいこともありますよね。そのときは保証会社に手数料を支払い、連帯保証人になってもらう事もあります。その手数料が保証金料。金額は会社によって違い、家賃の半分や1ヶ月分、 3割分、1~3万円の固定金額などさまざま。契約時に確認してくださいね。返金に関しても同じくご確認を。契約後、家賃滞納で保証会社に立て替えてもらった場合は、きちんと返済しなければなりません。

家賃以外のお金(4) 更新料

賃貸契約では契約期間があり、契約期間が満了後もまだここに住みたいという場合は契約を更新できる物件は数多くあります。その際に支払うのが「更新料」です。家賃1ヶ月分が多いですが、契約内容によって異なるので、書類等をよくチェックしましょう。また、更新の際に不動産会社に「更新手数料」を支払うこともあるので、これも要チェックです。

さらに火災や地震などの各種保険に加入する必要がある物件や事務手数料、カギ交換代等もあります。こうした家賃以外のお金は、きちんと明確にしておくと予算が立てやすいだけでなく、家探しの条件として考慮に入れることもできるので、知っておくことをオススメします。