多摩線に新宿行き通勤急行・急行が新設!2018年3月小田急線ダイヤ改正

pixta_4335599_s

11月1日(水)に小田急電鉄より、2018年3月に工事完了を予定している代々木上原~登戸間の複々線化を全面使用した、ダイヤ改正の内容が発表されました。

小田急線は沿線の人気による乗客増に追い付かず、混雑と遅延が課題になっていました。小田急線を利用する人にとっては「小田急線=混んでいて遅い」というイメージが強いのではないでしょうか。複々線化とは高速道路で言えば追い越し車線の新設のようなもので、この複々線化が完成したことで現在複線のままの代々木上原~梅ヶ丘間のボトルネックが解消し、列車がより多く、より早く走れるようになるため、列車の大幅な増発やスピードアップを行うことが可能になります。

今回のダイヤ改正は過去の改正に比べてもドラスティックなものであり、列車種別の新設、スピードアップ、千代田線直通運転系統の変化など多岐にわたります。その中でも特に力が入れられているのが多摩ニュータウンを走る多摩線なのです。今回は、発表されたダイヤ改正の内容から、主に多摩線に関する部分をまとめてみました。

新種別の列車の登場

%e8%b7%af%e7%b7%9a%e5%9b%b3

 

今回のダイヤ改正に伴い、新種別の列車として平日朝のピークの時間帯の登り方面に「通勤急行」「通勤準急」が新たに加わることになりました。唐木田→新宿間に通勤急行、本厚木→千代田線方面に通勤準急が運転されます。

 

%e7%84%a1%e9%a1%8c

※6本が小田急多摩センター駅始発、3本が唐木田駅始発となる予定。                         ※通勤準急の停車駅は本厚木~登戸間各駅、成城学園前、経堂、下北沢、代々木上原、千代田線内各駅。

 

これにより、小田急多摩センター〜新宿間は朝方最速36分、ピーク時で40分と最大14分短縮します。また、通勤急行は小田急多摩センター駅始発の列車が6時台に1本、7時台に4本、8時台に1本が新設されました。朝のピークの時間帯は、京王多摩センター~新宿間は約50分程かかるので、ライバルの京王相模原線に対して10分の所要時間の差をつけることになります。朝の10分の差はとても大きいですよね。

多摩線速達列車の到着地の変更

日中の時間帯は新宿~唐木田間の急行が1時間あたり3本上下運転されます。朝の通勤急行に加えて多摩線沿線の住民にとっては多摩線直通の速達列車の到着地が千代田線から新宿駅に切り替わることになり、このことから京王利用者が小田急へのシフトを行う可能性が高く、小田急が京王へ挑戦状を叩きつける戦略的なダイヤ改正となっています。

快速急行の多摩線乗り入れ

平日夕方のピークの時間帯に新宿発の「快速急行」が35本(28本増発)運転、唐木田行き・藤沢行き・小田原行きを毎時各2本運転され、乗り換えなしで都心から帰宅することが可能になりました。快速急行は30分に1本が多摩線を往復することになり、小田急多摩センター〜新宿間を最速33分で結ぶことになります。また、快速急行の停車駅として新たに登戸駅が設定されたので、南武線の利用者の利便性も高まることが予想されています。

 

%e6%96%b0%e5%ae%bf%e9%a7%85%e7%99%ba-%e5%bf%ab%e9%80%9f%e6%80%a5%e8%a1%8c%e3%83%bb%e6%80%a5%e8%a1%8c%e3%81%ae%e6%99%82%e5%88%bb%e8%a1%a8%e3%80%90%e6%96%b0%e5%ae%bf%e7%99%ba1800%ef%bd%9e000%ef%bc%88

多摩急行の廃止

pixta_4071784_s

新しい列車が登場する一方で、2002年に登場し、長い間多摩地区の住民に親しまれていた多摩線~千代田線直通の「多摩急行」は廃止され、多摩線内からの千代田線直通列車は姿を消すことになりました。ダイヤ改正後、千代田線直通列車は多摩線には入らず、小田急本線の本厚木方面まで行くことになるので多摩地域から表参道、大手町方面で多摩急行を利用されていた方は、今後、新百合ヶ丘や代々木上原などで乗り換えが必要になるのでご注意を。ちなみに千代田線直通電車はダイヤ改正後、平日朝の時間帯が17本増。夕方の時間帯は24本増と大幅に本数が増えます。

京王相模原線との競争が激化

一方、京王電鉄は2018年春から夕〜夜間に有料座席指定列車の運行を開始する予定とのこと。小田急では2016年のダイヤ改正で多摩線直通の特急ロマンスカーが廃止されており、京王は「座れる電車」のニーズを取り込めるかもしれません。また、笹塚―仙川間では連続立体交差事業が進行しており、途中の明大前駅と千歳烏山駅は列車の追い抜きができる2面4線の構造とする計画なので、将来は、現在京王のネックとなっている「朝の列車渋滞」が多少なりとも解消されるのではないかと予想されています。京王相模原線との競争が今後、激化しそうですね。

長い間圧倒的だった京王相模原線に対し、じわじわと実力をつけてきた小田急多摩線。今春は、両線の本格的な競争時代の幕開けとなるかもしれません。

 

いかがでしたでしょうか。

今回ほどの大幅なダイヤ改正は近年の大手私鉄では例をみません。増発と所要時間短縮はすさまじく、複々線化の効果が絶大であることを、改めて感じさせてくれました。今回の改正では他にも江ノ島線やロマンスカーなどにおいても大きなダイヤ改正が行われますので、詳しい内容を知りたい人は小田急電鉄の公式ホームページにてご確認ください。

 小田急電鉄公式ホームページ  http://www.odakyu.jp/voice-station/

 

p1210002

ちなみにこちらは小田急多摩センター駅に本店がある地域密着の不動産会社、株式会社和光さん。2018年春は多摩線沿線が熱くなりそうですね。和光さんでは唐木田駅、小田急多摩センター駅、小田急永山駅をはじめとした多摩線沿線地区のオススメの賃貸物件を多数取り揃えているので、お部屋探しを検討中の人はぜひお立ち寄りくださいね。時間の無い方はお持ちのスマホで室内を内見することもできますよ♪

株式会社和光公式ホームページ  http://www.wako-g.co.jp/